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石けん豆知識soap knowledge

油脂(あぶら)の性質と特徴


油脂とは、植物や動物の体内に多く含まれていて、牛脂・豚脂など動物系の油を動物脂、キャノーラ油、大豆油など植物系の油を植物油と呼び、これら動植物系の油を称して「油脂」と呼びます。

油脂は、1個のグリセリンと3個の脂肪酸がエステル結合したトリグリセライドが基本の化学構造です。

その他には、不けん化物(不純物)も含まれています。
不けん化物には、搾油される原料の影響によって油脂ごとに成分や含有量が異なりますが、不純物だけでなく有用な成分が含まれている油脂がほとんどです。
最も多い不けん化物は、天然の抗酸化物質トコフェロール(ビタミンE)とステロール類です。

動物脂は主に飽和脂肪酸を多く含み、植物油は不飽和脂肪酸を多く含みます。
中には、パーム油やヤシ油(ココナッツ油)などの熱帯産の植物油には飽和脂肪酸が多く含まれています。

そして、これらの油脂は植物の場合、産地や品種、気温、栽培条件など、動物の場合は成育環境やエサなど環境によって影響を受け、脂肪酸組成が少しずつ変わってきます。(特徴に記されている脂肪酸の割合は参考文献に準じています)

脂肪酸の種類はおよそ300種類以上あるといわれていますが、特定の動物や植物にだけ存在する珍しい脂肪酸もかなり含まれているので、このような特殊なものを除くと共通して含まれている脂肪酸は非常に少ないです。

その中で、石けんの性質に関わる重要な脂肪酸をご紹介していきたいと思います。



まだまだたくさんの種類の油があります。摂取する油の種類によって健康も左右します。


■不飽和脂肪酸

オレイン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸など。
飽和脂肪酸に比べると酸化安定性が悪く、常温で液体のオイルに多く含まれています。

どの脂肪酸も肌刺激はほとんどないですが、その中でオレイン酸とパルミトレイン酸は比較的酸化安定性がよいです。

低温でも溶けやすいので洗浄力は強いですが、泡立ちが控えめで溶け崩れやすい石けんができます。
その中で、リノール酸、リノレン酸は比較的泡立ちがよいですが、酸化しやすく、かなり溶け崩れやすいやわらかい石けんができます。


■飽和脂肪酸

カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸など酸化安定性があり、常温で固体の油脂に多く含まれています。
カプリル酸、カプリン酸は肌刺激があり石けんの性質にはほとんど関係しません。

ラウリン酸、パルミチン酸もやや肌刺激がありますが、ラウリン酸は泡立ちをよくし(大きな泡ができます)、パルミチン酸は硬く溶け崩れにくい石けんができます。

ミリスチン酸、ステアリン酸は比較的肌刺激は少なく、ミリスチン酸は泡立ちをよくし(キメ細かい泡ができます)、ステアリン酸は硬く溶け崩れにくい石けんができます。
この2つの脂肪酸は、油脂から脂肪酸だけを取り除いたものが一般的に売られています。


下記はすべてではありませんが、石けんにした場合の油脂の特徴を簡単にまとめたものです。ご参考までに。

※植物のアレルゲン性には、くれぐれもお気をつけください。

【不飽和脂肪酸が豊富な油脂】
アボカド油 アボカドの果実から搾油される。
オレイン酸(65.3%)主体の油脂で、他にはリノール酸(15.9%)、パルミチン酸(12.4%)が含まれている。
なかなかの泡立ちで肌刺激はほとんどなく、薄い緑色の石けんになり、比較的やわらかめの石けんができる。
不けん化物は、ビタミンA、B郡、D、E、ステロールなどが多く含まれているためマッサージオイルとしてもよく使われている。
保湿効果が高く、細胞再生を促進させ、皮膚に弾力を与える。
その他には、毛髪を強化し、紫外線防止効果にも優れている。
アルガン油 アルガンツリーの果実から搾油される。
オレイン酸(43%)主体の油脂で、他にはリノール酸(37%)、パルミチン酸(12~13%)、ステアリン酸(6%)が含まれている。
なかなかの泡立ちで肌刺激はほとんどなく、比較的やわらかめの石けんができる。
不けん化物は、植物ステロールの一種であるショッテノールが含まれているため皮膚の修復作用や再生作用があり、火傷や皮膚疾患に有用である。
ビタミンEが豊富に含まれ、早年性老化肌を予防し、プロスタグランジンの合成を促します。
皮膚の引き締め、軟化、滋養、保護、ニキビ跡や水痘跡に対して非常に効果的。
他には、毛髪を強化し、割れた爪を強くします。
イブニングプリムローズ油(月見草油) 月見草の種子から搾油される。和名「月見草油」。
リノール酸(71%)主体の油脂で、他にはγ-リノレン酸(10%)、オレイン酸(8%)、パルミチン酸(7%)、ステアリン酸(2%)が含まれている。
なかなかの泡立ちで肌刺激はほとんどなく、比較的やわらかめの石けんができる。
ビタミンEが豊富に含まれ、早年性老化肌を予防し、爪や毛髪の美しさを保ちます。肌質を問わず肌の保湿を調節し、大気の汚染から肌を守ります。
体内に摂取することで、月経障害(PMS、頭痛、腹痛、苛立ち、神経過敏など)に対して非常に有効である。
ウォールナッツ油
(くるみ油)
くるみの実から搾油される。別名「くるみ油」。
リノール酸(57%以上)主体の油脂で、他にはα-リノレン酸(13%以上)、オレイン酸(19%以上)などが含まれている。
肌へ直接塗ることでニキビ、肌荒れ、日焼けなど肌トラブルにも効果があるといわれている。
なかなかの泡立ちで肌刺激はほとんどないが酸化安定性が悪く固まりにくいので、他の油脂と配合した方がよい。
つるんとさっぱりとした洗い上がりが特徴。
馬油 馬の脂肪などを煮出して精製したもの。
動物性脂肪の中では不飽和脂肪酸(60〜65%含有)が豊富で、その中でも頸部はパルミトレイン酸が通常の倍以上含まれている。
人間の皮脂とよく似ていて天然の栄養クリームとも呼ばれている。
それ以外はほとんどパルミチン酸(飽和脂肪酸)が含まれているので石けんに配合すると溶け崩れにくく硬い石けんを作ることができる。
皮膚の細胞の再生に大きな役割を果たし、保湿力が非常に高く、荒れ肌や老化肌、皮膚のバリア機能も増強するといわれている。
さまざまな皮膚疾患に効果があるといわれている。
えごま油(しそ油) しそ科のえごま(荏胡麻)の種子から搾油される。
搾油の方法には「生搾り」「低温搾り」「焙煎搾り」がある。
人間の必須脂肪酸の1つα-リノレン酸(56%〜65%)主体の油脂で、他にはオレイン酸(15%以上)、リノール酸(13%以上)などが含まれている。
泡立ちはなかなかよく肌刺激もほとんどないが、単一で作ると固まりにくく溶け崩れやすい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
α-リノレン酸が豊富に含まれているため酸化安定性が悪いが、荒れ肌を修復する作用や保湿力もあり、石けんに配合するとつるつるの洗い上がりになる。
α-リノレン酸を体内へ摂取することで、後天性のアトピー性皮膚炎やアレルギー体質などが改善されるといわれている。
オリーブ油 オリーブの果実から搾油される。
オレイン酸(65%〜80%)、リノール酸(20%以下)などが含まれている。
泡立ちはあまりよくないが、保湿力があり肌刺激はほとんどない。
比較的硬い石けんができるが溶けやすい。
バージンオリーブ油は、オリーブの果肉を機械的または他の物理暦手段で加熱下に搾油したもので、一般に黄緑色でオリーブ特有の風味がある。
ちなみに、バージンオリーブ油を精製したものが精製オリーブ油、精製オリーブ油とバージンオリーブ油を混ぜたものがピュアオリーブ油、オリーブのしぼり粕油がポマスオリーブ油です。
不けん化物は、スクアレン、カロチン、ステロール、クロロフィル、トコフェロール、ポリフェノールなどがあり抗酸化作用が大きく酸化安定性がある。
キャノーラ油(なたね油) 栄養的な問題があるため品種改良が行なわれ、エルカ酸をほとんど含まないなたね油が現在のキャノーラ油です。
オレイン酸(55%〜62%)主体の油脂で、他にはリノール酸(21.8%)、リノレン酸(11.3%)などが含まれている。
泡立ちはあまりよくないが、保湿力があり肌刺激はほとんどない。
比較的硬い石けんができるが溶けやすい。
リノレン酸が10%以上含まれているので、石けんに多く配合するとつるつるとした感触の洗い上がりが特徴です。
不けん化物は、トコフェロールと植物ステロールで比較的酸化安定性がある。
特に業務用のキャノーラ油は家庭用より酸化安定性がよい。
新油では固まりにくいといわれているが、廃油だと固まりやすくなる。
グレープシード油 ぶどうの種子から搾油される。
リノール酸(67%〜71%)主体の油脂で、他にはオレイン酸(18%〜20%)などが含まれている。
泡立ちはなかなかよくさっぱりとして肌刺激もほとんどないが、単一で作ると溶け崩れやすくやわらかい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
不けん化物は、ポリフェノールが含まれ抗酸化作用があるが、リノール酸が多く含まれているため酸化安定性はあまりよくない。
米油・米胚芽油 米胚芽から搾油される。
オレイン酸(40%〜44%)、リノール酸(35%〜37%)、パルミチン酸(16.2%)などが含まれている。
米油はγ-オリザノールが100gあたり50mg含有で、皮膚の老化防止作用があるといわれている。(米胚芽油はγ-オリザノールが100gあたり1000mg含有)
不けん化物が多く植物ステロールが主要成分で、植物油の中で最大の含有量。
その他の不けん化物はトコフェロールやトコトリエノール、糖脂質とγ-オリザノールが含まれていて抗酸化作用が大きく酸化安定性に優れている。
多くの不けん化物が触媒になり、配合するとトレースが早くなる。
コーン油 とうもろこしの胚芽から搾油される。
リノール酸(50%〜60%)主体の油脂で、他にはオレイン酸(25%〜33%)などが含まれている。
ほぼ大豆油と脂肪酸組成が似ているが、トコフェロールやステロールなどの不けん化物の含有量が多いため大豆油と比べると酸化安定性がよい。
泡立ちはなかなかよくさっぱりとして肌刺激もほとんどないが、単一で作るとなかなか固まらず溶け崩れやすくやわらかい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
サフラワー油(紅花油) ベニバナの種子から搾油される。
リノール酸(70%以上)主体の油脂で、他にはオレイン酸(20%)などが含まれている。
泡立ちはなかなかよくさっぱりとして肌刺激もほとんどないが、単一で作ると溶け崩れやすくやわらかい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
ビタミンEがが比較的多く含まれている。
サンフラワー油
(ひまわり油)
ひまわりの種子から搾油される。
リノール酸(65%〜75%)主体の油脂で、他にはオレイン酸(17.9%4)などが含まれている。
泡立ちはなかなかよく肌刺激もほとんどないが、単一で作るとなかなか固まらず溶け崩れやすくやわらかい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
近年、品質改良によりハイオレックタイプ(オレイン酸75%〜85%)のものも流通していて「ハイオレックひまわり油」といい、オリーブ油とよく似た性質の油脂になります。
スィートアーモンド油 アーモンドの実から搾油される。
オレイン酸(66.3%)主体の油脂で、他にはリノール酸(22.3%)などが含まれている。
肌刺激がほとんどなくきめ細かい泡立ちで保湿力のある石けんができるが、比較的やわらかめの石けんになる。酸化安定性はあまりよくない。
使用感が軽いためアロマテラピーでもマッサージオイルとしてよく使われている。
不けん化物は、ビタミンA、B郡、ミネラルが多く含まれている。
皮膚を乾燥させずやわらかくする。皮膚のかゆみ、あかぎれなどの軽い炎症を鎮める作用がある。赤ちゃんや、非常に乾燥している敏感肌に弾力を与える。
大豆油 大豆の種子から搾油される。
リノール酸(50%〜57%)主体の油脂で、他にはオレイン酸(23.5%)などが含まれている。
泡立ちはなかなかよく肌刺激もほとんどないが、単一で作ると溶け崩れやすくやわらかい石けんができるため、他の油脂と配合した方がよい。
不けん化物は、トコフェロール、植物ステロール、クロロフィル、カロチンなどが含まれているが精製の過程で有用な成分がほとんど取り除かれているため酸化安定性はあまりよくない。
一般的に、キャノーラ油やコーン油などとの混合油(サラダ油)として市販されている。
太白ごま油 ごまの種子から炒らずに生のまま搾油される。
ごま油独特の香りはありません。
リノール酸(36%〜48%)、オレイン酸(36%〜42%)などが含まれている。
なかなかの泡立ちで肌刺激はほとんどないが、さっぱりとしていてやわらかめの石けんができる。
不けん化物は、植物ステロール、トコフェロール、リグナン(セサミン・サセモリン・サセモールなど)からなり、抗酸化作用が大きくリノール酸が多く含まれている割に酸化安定性がある。紫外線防止効果もあるといわれている。
炒りごま油の場合は、香りが強いが太白ごま油より更に抗酸化作用が大きい。
椿油 椿の種から搾油される。
オレイン酸(85%)主体の油脂で、酸化安定性に優れている。
泡立ちはあまりよくないが、保湿力があり肌刺激はほとんどなく、比較的硬い石けんができるが溶けやすい。
オリーブ油に似ていますが、江戸時代日本では頭髪用に使われ頭皮に栄養を与え、しっとりとした潤いとハリを与え紫外線をカットし枝毛、抜け毛、フケ、かゆみなどを防ぐといわれている。
その他、乾燥肌や荒れ肌にも効果があり紫外線防止効果もあるといわれている。
マカダミアナッツ油 マカデミアの種子から搾油される。
オレイン酸(56.4%)主体の油脂で、他にはパルミトレイン酸(21.8%)などが含まれ酸化安定性に優れている。
控えめな泡立ちで肌刺激がほとんどなく、薄いピンクベージュ色の石けんになるといわれている。
パルミトレイン酸は、人間の皮脂に最も近く皮膚の細胞の再生に大きな役割を果たし、荒れ肌や傷の修復も助け、老化肌にも効果があるといわれている。
皮膚への浸透性も高いため、アロマテラピーでもマッサージオイルとしてよく使われている。

【飽和脂肪酸が豊富な油脂】
シアバター シアバターノキの種子から搾油される。
主に、西アフリカ、ガーナやナイジェリアで作られている。
オレイン酸(47.4%)、ステアリン酸(41%)などが含まれている。
保湿力があり溶け崩れにくく硬い石けんができるが、多く配合するとボロボロと割れてしまうことがある。
その他に、抗炎症作用、抗酸化作用があり、紫外線防止効果、乾燥肌、シワ、肌荒れ、筋肉痛、リウマチにも効果があるといわれている。
ココアバター
(カカオバター)
カカオの果実中の種子から搾油される。
チョコレートの甘い香りが特徴。
オレイン酸(34.7%)、ステアリン酸(34.6%)、パルミチン酸(25.6%)などが含まれている。
保湿力があり溶け崩れにくく硬い石けんができるが、多く配合するとボロボロと割れてしまうことがある。
ココナッツ油 ヤシ科のココヤシ果実の種子内部の胚乳を乾燥したもの(コプラと呼ばれる)から搾油される。
ラウリン酸(47%)主体の油脂で、他にミリスチン酸(18%)、カプリル酸(7.7%)、カプリン酸(6.2%)などが含まれていて、通常の植物油に比べて酸化安定性に優れている。
さっぱりとしていて泡立ちのよい石けんができるが、カプリル酸・カプリン酸が含まれているので多く配合すると肌に刺激を与える可能性があるため、配合に注意が必要である。
不けん化物は、トコフェロールが含まれるがほぼ精製で失われる。
脳を活性化し、アルツハイマー病が改善するといわれている。
他には、紫外線防止効果、保湿作用などたくさんの効能を秘めている。
パーム核油 ヤシ科のアブラヤシの核(種子)から搾油される。
ラウリン酸(47.3%)主体の油脂で、他にミリスチン酸(16.4%)、カプリル酸(3.6%)、カプリン酸(3.5%)などが含まれていて、通常の植物油に比べて酸化安定性に優れている。
さっぱりとしていて泡立ちのよい石けんができるが、カプリル酸・カプリン酸が含まれているので多く配合すると肌に刺激を与える可能性があるため、配合に注意が必要である。(ココナッツ油より穏やか)
不けん化物は、トコフェロールが含まれるがほぼ精製で失われる。
パーム油・レッドパーム油 ヤシ科のアブラヤシの果肉から搾油され、未脱色精製のものがレッドパーム油で、脱色精製したものが一般のパーム油です。
パルミチン酸(43.1%)、オレイン酸(40.7%)などが含まれていて、通常の植物油に比べて酸化安定性に優れている。
溶け崩れにくく硬い石けんができ、レッドパーム油を使用した場合オレンジ色のキレイな石けんになる。
不けん化物は、ビタミンE、カロチンを主とするカロテノイドとトコフェロールが多量に含まれ、肌荒れや傷の修復に効果があるといわれている。
他にはステロールなどが含まれているため抗酸化性が高く酸化安定性に優れている。
マンゴーバター マンゴーの実から搾油される。
ステアリン酸を多く含み、保湿力があり溶け崩れにくく硬い石けんができるが、多く配合するとボロボロと割れてしまうことがある。
その他に、紫外線防止効果、敏感肌、老化肌にも効果があるといわれている。
ラード(豚脂) 豚の皮下脂肪などを煮出して精製したもの。
オレイン酸(39.4%)主体の油脂で、他にはパルミチン酸(23.8%)、ステアリン酸(15.7%)、リノール酸(12.8%)などが含まれている。
控えめだがきめ細かい泡立ちで溶け崩れにくく硬い石けんができ、比較的肌刺激も少ない。
不けん化物は、トコフェロールが含まれているが植物油に比べて少ないため、酸化防止剤(トコフェロール)を添加して酸化安定性を高めている。

【その他の脂肪酸が豊富な油脂】
ひまし油
(キャスターオイル)
とうごま(唐胡麻)の種子から搾油される。
他の油脂とは脂肪酸組成が違い、リシノール酸(90%前後)が含まれている。
粘度がとても高く、水分をひきつけることが大きな特徴です。
また保湿力が高く、口紅やリップクリームの材料にも使われ、石けんには5〜20%配合すると更に泡立ちと泡もちがよくなるため洗髪用の石けんによく使われる。
多く配合すると溶け崩れやすい石けんになるといわれている。
抗がん、殺菌作用のある生化学分子が含まれている。
また、温湿布にひまし油をつけて貼ると、リンパの循環を良くし毒素・老廃物の排泄、便秘、冷え、肩こり、生理痛、青あざ、血腫、捻挫などの外傷性障害に至るまでさまざまな症状や痛みを克服できるといわれている。
ホホバ油 ホホバの種子から搾油される。
正確には、植物油ではなく脂肪酸とアルコールが結合した液体のロウです。
他の油脂とは脂肪酸組成が違い、エイコセン酸(70%前後)、エルシン酸(11%以上)などが含まれている。
酸化安定性にとても優れていて、肌刺激もほとんどなく、さらっとしているのに保湿力が高く皮膚の炎症や乾燥を防ぎます。
スクワランオイル 深海鮫の肝臓から採れる肝油の主成分(スクワレン)に、酸化安定性を高めるために化学的に水素を添加したものがスクワランです。
主にツノザメ科(Squalidae)に属する鮫の肝油から多く採れるため、スクワレン(Squalene)と命名されたそうです。
植物性のスクワランもあり、主にオリーブ油から採取されます。
酸化安定性にとても優れていて、アレルゲン性もほとんどなく、肌質を問いません。
さらっとしているのに保湿力が高く皮膚の炎症や乾燥を防ぎます。
唇や毛髪にも潤いを与えます。



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